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#9.1.Xデー

前回告知させて頂きましたように、今回は「インターコンチネンタル(Inter-Continental)ホテル」がテーマとなります。
和やかな雰囲気で書き始めたいのですが、こちらのホテルとはいささかトラブルがありまして…
本来であれば、今回掲載予定だったブログも10月31日時点で公開しているはずだったのですが、丁度その日、パソコンが壊れました\(◎o◎)/!
前回のブログで、「寒くなってきたので第三波が来ない事を…」とか言っておりましたが、実はもう来ました(エェっ!?)
二度目に寒くなった時の印象があまりに強かったため、書き直すか迷った挙句、やはり残すことにしました。
てか既に雪降りました(笑)
あまりの展開の早さについつい普段の口調に…(^^;
11月初旬はとても寒く、こちらの友達に、「1月になったらどうなるか、想像できる?」と言われましたが、はっきり言って「余計な事言うな」、です(笑)
そんな話しは置いておいて、こんにちは。Timaですwww
随分長い前振りになりましたが、今回の記事自体も、ホテルの紹介と言う本題とは少し外れます。
同ホテル内でパソコンが壊れてしまったワケですが、今回はその際のホテル側の対応等、エピソードを紹介させて頂きます。
憎しみを忘れないためにww
そしてその中から、ウズベキスタンでの注意点、牽いては旅行全体の注意点に反映頂ければと思っております。
それでは参りましょう(^O^)/
money
札束
いきなりすごいタイトルの写真から入りましたが、今回の件で、ホテル側にお支払い頂いたお金です。
パソコン一つでどれだけ気前の良いホテルだ、と思われたかもしれませんが、ウズベキスタンの最高額紙幣は「1,000sum札」で、日本円に換算すると「約70円」です。
しかもこちらは半額の「500sum札」で、「どうして500で払っちゃったの?」と疑問には思いましたが、お金はお金です。
こちら全体で750$相当、実際はもう少しだけ多いのですが、既に使用後です(笑)
今回登場する写真は以上です。
写真がたった一枚で、しかも札束の写真のみとは、何ともイメージの悪い記事ですね(^^;笑
それではこちらが手元に届くまでの経緯について、順を追ってお話しさせて頂きます。
今回のトラブルは既にご存知の様に、インターコンチネンタルホテル内で起こりました。
と言いましても、私はゲストとして利用させて頂いていたわけではなく、ホテルのロビーでネットを繋いでいたに過ぎません。
仕事の都合上人に会う必要がございますので、この日も同様に、ホテルロビーで小さな会議をしておりました。
会議らしさを演出するため(?)、2つのアイスティーを注文。
やがてウェイトレスが、2つのグラスをお盆に載せてやって来ます。
テーブルの上には勿論、パソコンがそれを待ち構える様にスタンバイ!(笑)
ウエイトレスが1つ目のグラスをテーブルに置いた瞬間、お盆の上にあったはずの2つ目のそれは、久しぶりに逢った恋人の様に私のパソコンに飛び込みました!
周りには全く被害を与えないと言う不思議な役割を果たしたパソコンは、おいしそうにすべてを飲み干しましたww
それほど豪快だったにも関わらず、今までパソコンは勿論、携帯すら壊れた事のなかった私は、あまり事を重要に扱いませんでした。
私の予想を裏切り、パソコンの画面はものの30秒で真っ白に、所々に奇妙なシミを残しました。
さすがにヤバいな(この時もまだなんとかなると思っていた)と思った私は、一緒に居た方と共に、ウェイトレスに状況を説明しました。
さて!ここからホテル側の対応が始まります。
初めは、一般従業員よりは責任を持っていそうな、高齢の女性がやって来ました。
彼女も私と同じく、英会話は苦手の様でしたが、言語うんぬんよりも会話の内容に納得いかなかったため、ホテルのマネージャーを呼んで頂くよう要求しました。
私はこの後仕事のためホテルを離れる必要があったのですが、彼女が言うには、「待ちなさい!」と。パソコンはホテルに置いて行くと申しましたが、耳を傾けようともせず、ただただ待てと繰り返すばかりです。
挙句の果てには、パソコンについてお金を払うかどうかは、アイスティーをこぼしたウェイトレスが決める、と。
いくら英単語を知らなくても、その様な発言が出てくるはずは無く、埒が開かないと思った私はマネージャーを待つ事にしました。
マネージャーは4時間後にやって来ました(*_*;
これがその場を離れたかった理由でもあったのですが、先程の女性との対応で疲れた私は、「もういいや」と言う様な心境になっていました。
マネージャーと呼ばれていたのは若い女性で、本当の責任者ではないなと言うのは一目で分かりました。
しかし彼女の姿勢には誠意が見られましたので、ホテル側の対応を見せて頂こうと思い、彼女の提案を飲みました。
彼女の提案は、
1.現在ITマネージャーが居ないため、彼の判断を待つ
2.その彼の判断でパソコンが壊れていると見られた場合、パソコンを修理工場に出す
と言うものでした。
コンピューター自体にお詳しい方なら、これが殆ど意味無いと言う事はもうお分かりだと思います。液体飲んでるワケですから(^^;
しかしこの時の私はまだ、直るんじゃないか、と甘い期待を抱いていました。
事が起こったのは土曜日ですが、修理工場は土・日曜日と開いてないと言う理由で(疑わしいものですが…)、月曜日に結果が見られると言う事でした。
その間連絡はなく、月曜当日にも連絡がなかったため、直接ホテルに向かいました。
彼等が言うには、パソコンを修理工場に出したばかりなので、明日午前まで待って欲しいと言う事でした。では明日午前中に連絡を下さいと言い残して、その日はホテルを離れました。
次の日、予想通り(笑)ホテルからの連絡はなく、私はまたもホテルへ向かいました。
「パソコンが戻ってくるのは午後。戻り次第連絡差し上げます。」
しかしその時は、当事者のウェイトレスも同席しており、私から連絡差し上げますと言って貰えたので、信じて待つ事にしました。
夜になっても連絡は来ません。。
業を煮やした私は、友人に相談する事に。
私の英語力に依るのかもしれないな、と思ったのも相談した理由の一つでした。
友人は私に言いました。
「ウズベキスタンでは、待っても無駄」
全てに当て嵌まる訳では無いと思いますが、今までこの地で散々耳に入れて来た言葉でしたので、体験を通してその言葉の意味を理解しました。
友人からホテルに直接コンタクトを取って貰い、次の日2人でホテルに乗り込みました。
今度は一目でマネージャーと分かる人物が、それも3人、私達の前に現れました。
彼等の説明としては、パソコンを修理する事は、ウズベキスタンでは不可能。
提示された代替案は、
1.ホテルの一室を無料で3泊分提供する
2.同性能のパソコンを用意する
3.双方納得出来る額をお支払いする
この3つでした。
ホテルの部屋に泊まれても嬉しい事はないので、当然1は却下。
パソコンを用意するにしても、windowsの英語版、ロシア語版を使用するのは、私にとって困難なので2も却下。
最初から友人と決めていた事ですが、3の返金を求めました。
パソコン自体は原価900$ですが、割引を適用したため750$で手に入れた物でした。
その旨はホテル側にお伝えしていたにも関わらず、全額sum払いとはいえ、こちらが提示した
750$を、即決で返金頂いたホテル側の対応には感謝、また満足しております。
併せて友人の的確な対応、マネージャー3人を前に堂々と張り合う姿には、少し感動すら憶えました。
と言ったわけで、実は今回の件に関しましては、恨むどころか本当に満足しております。
勿論パソコンが使用出来ない期間、かなり不便な思いはしましたが、今はこうして目の前に新しいパソコンもあります(^^♪
ただ、そこで「良かった良かった♪」と言う話ではありません。
もし友人に相談していなければ、「明日来て下さい」と言う状況が、今でも続いていた可能性はあると言う事です。
これは何もウズベキスタンに限った事ではないですし、今回は友人のおかげで最高の結果が得られましたが、こうした偶然の事故ではどの国であろうと対応は難しいと思います。
日本では「明日来て下さい」の繰り返しは考えられないですが、日本でも同じ状況になった事はないため、実際どの様な対応をして頂けるかは分かりません。
パソコンや携帯等の精密機器が液体に侵された場合は、甘い期待は持たない。
完全に自身の過失で無い限り、出来れるだけ早く、お金による清算を求める事をお勧め致します。
そして間違いなく双方損をする!
これは肝に銘じておいた方がよろしいかと思います。
トラベラーズチェック等もございますので、対応に自信がないと言う方は、警察に駆け込んで、日本でお金を受け取ると言う形が適しています。
何が起こるか分かりません。今回も些細な事です。
それでも臆する事なく、皆さまが海外へ出る、また海外で生活する参考になればと思いますので、今後も私の「困ったな」と言う事例を掲載させて頂きたく思っております。
さて次回は、今回の舞台であったインターコンチネンタルホテルについて。
ホテル側の御対応には、本当に満足致しましたので、とくに他のホテルと差別なくホテルの感想を述べれると思います(笑)
今回御対応頂いた、マネージャーの方々、ホテルのスタッフの方々、また私の友人には、この場を借りて再度御礼申し上げたいと思いますm(__)m
ありがとうございました(*^^*)
それではまた次回(^O^)/

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