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シャフリサーブス

シャフリサーブスは、ティムールの生まれ故郷であることは知られている。サマルカンドからシャフリサーブスに行く途中に峠があり、景色がとても自然がきれい。村が多く、昔の暮らしの風景を見ることもできる。タジク語で、緑の町と言う意味。

紀元前329年にアレキサンダー大王はオクス(アムダリヤ川の旧名)からマラカンダ(サマルカンドの旧名)やケシュ(シャフリサーブスの旧名)のソグド領土に入って征服した。マラカンダから70km位の所に城があり、国の中心地であった。ここは現在のカシカダリヤのキタブ市に当たる。王はオクシアルトで、娘のロクサーナとアレキサンダー大王が結婚。そして、何万人の戦士達も地元の女性と結婚した。

699年に既にアラビア人がケシュを支配し管理していた。ケシュは反アラビア運動の中心となった。9世紀には、アラビア人によってケシュが破壊されて住民も減ってしまうが、13世紀の中頃までは反アラビア運動は続いていた。中世初期にケシュの住民は南へ7kmほど離れたところに移住する。そこが現在のシャフリサーブスであった。商人や職人の中心とした住民が急激に増加し、12世紀になるとシャフリサーブスの領域が大幅に拡大した。

ティムール時代には彼の生まれ故郷ということもあり、シャフリサーブスが花開いた。多くの巨大な建築物が建てられ、庭や通りなども造られた。シャフリサーブスがシルクロードの主な町のひとつになった。17~18世紀にシャフリサーブスは荒廃したが、18世紀に再び発展し、今も特に有名な町の建築物が整備された。

2000年、シャフリサーブスの歴史地区はユネスコの世界遺産に文化遺産として登録され、ウズベキスタン観光の見どころのひとつになっている。

 

シャフリサーブス

アク・サライ宮殿跡
アクサライ宮殿跡

アク・サライは政府の儀式用の施設の役割を果たすものだった。1380年に着工し、1404年に完成するが、部分的な工事は続いていた。ドームの直径は22mでティムール一族の建築物の中で一番大きい。表面には美しいマジョリカ焼の青の模様のタイルが全面的に張ってあり、上手く工夫された装飾や複雑な文字になって進化しているのが美しい。

アミール・ティムール像
アミールティムール像

アク・サライ宮殿跡の広場の中央にティムール像が天山山脈を臨み立っている。サマルカンドはどっしりと座った姿、タシケントは馬に跨る姿が、シャフリサーブスでの遠くを見つめ、コートを風になびかせるティムールの姿は、ここに生まれた事を象徴するかのようである。

アブドゥシュクル・アガリク・モスク
アブドゥシュクルアガリクモスク

メインストリートに面して、町の中ほどに建っている。17~18世紀に建てられたモスクとマドラサ。独立後、宗教施設として使われている。今もお祈りの時間になるとアザーンが響き、人々が集まって来る。

ゲストハウス・ファイズロ
ゲストハウスファイズロ

アブドゥシュクル・アガリク・モスクの向かいにあるB&B。シャフリサーブスの旅行会社でもあり、町の観光やトレッキング・ツアーなどのアレンジもしてくれる。トイレやシャワーは共同だが、部屋はウズベクの家庭風で、とても落ち着ける。主人がとてもいい人なのがお勧めのポイント。情報ノートもあり、日本人情報も読める。1泊30,000スム~

チョルスー・バザール
チョルスーバザール

バザールは、どこでも活気がある場所。観光地だけでなく、バザールを覘くのも地方によって特徴があり面白い。カシカダリヤ地方は酪農が盛んで、乳製品が美味しい。バザールにも色々な種類の乳製品が揃っている。また、ここの特産の亜麻仁油(ズィグル・モイ)も地元人のお土産として喜ばれている。

ドルッティロヴァッド建築群
ドルッティロヴァッド建築群

瞑想の家と呼ばれるティムール縁の建築群。中庭のコク・グンバス・モスクの入り口に向き合って、2つの廟が建っている。右側がグンバズィ・サイード廟でウルグベクが自分の子孫のために建てた物である。左側がシャムスッディン・クラル廟。1374年にティムールによって建てられた。ティムールの父とその指導者シャムスッディン・クラルが眠る。

コク・グンバス・モスク
コクグンバスモスク

ドルッティロヴァッド建築群の中に一際輝いて目立つ大きな青いドーム。ウルグベクによって1436年に建てられた。内部は修復され、とても美しいモスクである。建築群の中には、お土産物屋が並び、安くて良い物が見つけられる。シャフリサーブスでよく見かけるクロスステッチの小物などがお勧め。

ドルッサオダット建築群
ドルッサオダット建築群

ジャハンギール廟を中心とした大いなる力の座という意味の建築群。19世紀に建てられたハズラティ・イマーム・モスクは、8世紀の高名なイマームが埋葬されていると伝えられ、町の老人達の信仰を集めている。その側の地下室には1963年に発見されたティムールの棺ある。ここに葬られることを望んでいたと言うが、それは叶わなかった。

シャハンギール廟
シャハンギール廟

シャハンギールは、22歳の若さで落馬により戦死したティムールの息子。霊廟は死から約20年語の1392年にようやく完成した。建物の損傷は激しく今や鳩の住みかになっているが、27mの高さを持つドーム部分は今も健在である。

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